「来週返すって!」貸したお金を忘れた友人。私が送った一枚の画像に、返信が…。
友人の奈緒に立て替えた旅行代。
オリジナル創作ストーリー・登場人物と出来事はフィクションです何気ないひと言が、ずっと気になっていたことを表に出す。これは日常のすれ違いを描いた、irohaのオリジナル短編です。登場人物や出来事はフィクション。今回は、気持ちを飲み込むだけでは終わらなかった場面をお届けします。
「ちょっとくらい」が、積み重なると
友人の奈緒に立て替えた旅行代。何度聞いても「来週」で、約束の日を過ぎても連絡はなかった。主人公の遥は怒りの長文を書きかけ、いったん消した。
思いがけないひと言と、見えてきた事情
送ったのは支払い明細と、立て替え額、約束した日をまとめた画像。「確認して、返せる日を教えて」とだけ添える。奈緒は「そんなにあった?」と返信し、明細を見直した。
その後、二人の間に残った約束
二人は分けて返す日程を決め、実際の入金を確認した。遥は次の旅行では各自で払うと伝える。友情のために黙るのではなく、事実と境界線を言葉にする。画像にあったのは脅しではなく、記録だった。
毎日に、ちょっといい発見を。
相手の事情を知ることと、自分の困りごとを黙って引き受けることは別の話。伝え方を変えたから必ず解決するわけではありませんが、この物語の主人公は、事実と気持ちを分けて話すことから一歩を踏み出しました。あなたなら、この場面でどんな言葉を選びますか。
毎日に、ちょっといい発見。 iroha.



