「上の階がうるさい!」と思い込んでいた私。管理会社の確認でわかった意外なこと。
毎晩聞こえる音に、里奈は上の階だと決めつけそうになった。
オリジナル創作ストーリー・登場人物と出来事はフィクションです何気ないひと言が、ずっと気になっていたことを表に出す。これは日常のすれ違いを描いた、irohaのオリジナル短編です。登場人物や出来事はフィクション。今回は、気持ちを飲み込むだけでは終わらなかった場面をお届けします。
「ちょっとくらい」が、積み重なると
毎晩聞こえる音に、里奈は上の階だと決めつけそうになった。直接怒鳴り込む前に、音の時間と種類を記録して管理会社へ相談した。
思いがけないひと言と、見えてきた事情
調べると共用設備の不具合があり、部屋の上から聞こえるように響いていた。管理会社が点検を手配する。上の住人には、まだ何も言っていなかった。
その後、二人の間に残った約束
修理後、音は落ち着いた。すべての騒音が設備とは限らないが、今回は思い込みが違っていた。里奈は記録を取って相談したことに安堵する。聞こえる方向だけでは、原因までわからなかったのだ。
毎日に、ちょっといい発見を。
相手の事情を知ることと、自分の困りごとを黙って引き受けることは別の話。伝え方を変えたから必ず解決するわけではありませんが、この物語の主人公は、事実と気持ちを分けて話すことから一歩を踏み出しました。あなたなら、この場面でどんな言葉を選びますか。
毎日に、ちょっといい発見。 iroha.



